2016年 3月 21日 今日は、いつもご利用いただいている住宅管理をされている会社様よりご依頼がありました、今回は少しクセのある火災現場の後片付けです部屋の中を一歩入ると、くっせ~~~~!焦げ臭いです、ぼやの少し大きいぐらいで、火事の少し前ぐらい?そんな感じです!天井などは抜け落ちてないので、見た目的にもひどくはないです。
あっという間にすべてのものが真っ黒けになったのでしょうか偉いことになってます!
こちらは、ベランダで燃えたものがぐちゃぐちゃになってます。
布団や服などが放り出されてぐっちゃぐちゃに火災の状況が伺えます。
裏庭には大きなものが集められていました、こちらは、あまり燃えてなく比較的原型をとどめています。
火災現場のゴミは消火活動で水を含み重たくなっているにもかかわらず、2日ほど前に大雨が降ったせいで余計に水を含んでベッドマットレスなどは超ベビーになっています。
2人では持てず、引きずってトラックにつみこみました。
荷台にはすべてが火災で出たごみになります、このようなときは名古屋市の場合は、災害時と同じく罹災扱いにて対応してもらえるようです。
本来なら粗大ごみの場合、名古屋市でも処分代金が発生するのですが罹災扱いですと、すべて無料になります。
しかし、少し面倒なことが!
全部運び入れなくてはなりません。しかも、少し遠い岐阜県多治見市にあります名古屋市愛岐処分場になります。
名古屋市内から約1時間40分ほどかかり夕方の16:10までが受付時間になります。
急がなきゃ!
やっとこさっとこ積み込み完了となりました。
なるべくトラックの荷台を汚さないようにピニールシートを敷いて、掃除の手間を省きます。
ここからが最後のポイント、わかりにくい言葉で言うと運搬は有蓋(ゆうがい)を有する車にて搬入すること。
んっ?
なにそれ?
と思ってしまいますが、簡単に言うと、トラックに屋根が付いているか、シートで完全に覆ってきてくださいとの事です。
そりゃそうですよね、中には軽い布団や紙くずなどのゴミを移動中に落としたりしたら大変です、シートなどでしっかりと覆って環境事業所に積み込んだゴミを見せに行きます。罹災証明を発行していただかなければゴミを捨てることが出来ません。知らずに愛岐処分場に行っても追い返されてしまいます。
愛岐処分場での写真はありませんが、敷地内に入ってから車で5分ぐらい山を登ってまずは検量をします。
大きな体重計みたいな鉄板にトラックごと乗って重量を測り、その時に罹災証明書を受付に見せて通行許可をもらいます。
後は、車でナゴヤドームの何倍もあるような敷地を5分ほど走り捨て場に向かった後は、係の人に指示をもらって。
やれ~っ!
それ~っ!
って、捨てまくります、トラックが空になったら、また検量です。
検量終了後に本来は処分料金を支払いますが、今回は罹災なので必要ありません。朝からはじまって会社の戻りは夕方に!
まる1日の作業となりました、ご依頼ありがとうございました。